安身




安身

作者:育超氏
心安身自安 身安室自覚
心與身倶安 何時能把干
誰謂一身小 其安若泰山
誰謂一室小 寛如天地間
安分身無辱 知機心自閑
雖立人世巨 卻是自人間


詩訳:
心安んずれば身も自ずと安く
身安んずれば室も自ずを広く
心と身が倶に安んずれば
何事かよく相干渋せん
誰か一身小なりと謂うや
其の安らぎこと泰山に若かり
誰か一室小なりと謂うや
その広きこと天地間の如し
分に安んずれば身に辱めなし
機を知れば心も自づと閑かなり
人世上に立つと雖えども
是れこそ人世間より出ずなり

PS.育超先生年屆八十旬、畢生従事教育工作、尤対佛道之理、
研究精深、為将所習伝予後人、不惜微恙之躯、伝授解惑、這裏
僅以少許詩作掲載之、、。

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